1996-01-04 ArtNo.4459
◆<馬>企業5社、IMT-GT下に隣国パートナーと覚書
【スガイ・ゴロ】マレーシア企業5社、MBfエデュケーション・グループ、アソシエーテッド・フォーカス、ノーザン・カーゴ・コープ、ストラペックス(M)、スプリーム・ランド・モービル&ワイヤレス・コープは最近、インドネシア・マレーシア・タイ成長の三角地帯(IMT-GT)コンセプトの下、それぞれ隣国のパートナーと共同開発事業覚書に調印した。
MBfエデュケーションはインドネシアのハラル・スジャティ、インスティチュト・テクノロジー・メダンと共同でスマトラ島のアチェとメダンにホスピタリティ訓練・言語センターを開設する。また、アソシエーテッド・フォーカスはインドネシアのムティアラと共同でメダンに人材訓練所を設ける。ストラペックスはタイのTATCOと共同で航空貨物輸送の改善プロジェクトを進める。ストラペックスとノーザン・カーゴはタイからの食肉輸入でフェア・トレード・インターナショナルと提携する。スプリーム・ランド・モービル&ワイヤレスはタイのユナイテッド・コミュニケーション・インダストリーと共同で複数の機関に無線通信サービスを提供する。ダイム・ザイヌディンIMT-GTプロジェクト調整相によると、同トライアングルが形成された93年以来、マレーシア企業が調印した覚書は今回の5社を含めて39件を数え、うち16件が既に実行されている。これら16件には、メダンの3スター・ホテル、ペナン/バンダル・アチェ間の航空輸送、タイの冷蔵倉庫施設などが含まれる。このほか、メダンにおける400haの工業用地造成、メダン/ビンジャイ間の190キロ高速道路建設、メダンの住宅開発などのプロジェクトも進捗を見ているという。(STAR:12/27)
|