1996-01-04 ArtNo.4453
◆<星>今年も昨年並みの昇給率に:ヘイ・マネージメント
【シンガポール】シンガポールの就業者の1995年のボーナスは1994年レベルを維持、また1996年の平均昇給率はほぼ昨年の水準に達する見通しだ。
ヘイ・マネージメント・コンサルタンツがシンガポール企業150社を対象に調査したところ、当地の非管理職、専門職/マネージャー、トップ管理職は昨年それぞれ平均2.5カ月、2.5カ月、2.1カ月分のボーナスを支給された。今年の平均昇給率については専門職/マネージャー・クラスが昨年の6.8%を僅かに上回る6.9%、またトップ管理職も昨年の6%を上回る6.2%が期待できるのに反して、非管理職のそれは昨年の6.8%から6.7%に多少下降しそうだ。ジョブ・ホッピングの比率は非管理職が最高の15.4%、以下専門職/マネージャーの10.4%、トップ管理職の2.5%と続く。ほぼ3分の2の企業が労働力不足と転職率の高さを最大の懸念材料としており、また労働コストの上昇も深刻視されている。(ST,BT:1/3)
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