【ニューデリー】Hindustan Aeronautics Ltd (HAL)のチームは、国産軽戦闘機Tejasの生産を加速するため、世界の3大戦闘機メーカー、Boeing/Lockheed Martin/Eurofighterと、アウトソーシング交渉を進めている。
ビジネス・スタンダードが3月24日伝えたところによると、インド空軍(IAF:Indian Air Force)は2個中隊の老朽化したMiG-21を国産Tejasに転換するため早急に40機を必要としているが、来年初からTejasの生産を開始するカルナタカ州BangaloreのHAL工場の年産能力は8機に過ぎない。
このため国防研究開発機構(DRDO:Defence Research and Development Organisation)傘下の航空開発機構(ADA:Aeronautical Development Agency)は、HALに対し民間部門等からのアウトソーシングを拡大、Tejasの生産を加速するよう指示した。 ○US$15億投じ兵器工場近代化
【コルカタ】兵器敞(OFB:Ordnance Factory Board)は、全国に設けた傘下39工場のインフラと設備の近代化を目指す総額6800クロー(US$15.11億)の総合計画を立案した。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月18/19日報じたところによると、OFBのD M Gupta会長兼兵器敞総監はこのほど以上の消息を語った。それによると、OFBは39工場を近代化する長期計画の詳細プロジェクト報告書を既に作成、4月中に国防省の承認を得る。同計画の下、向こう5年間に6800クローが投じられると言う。 ○Hemair、レーダー冷却システム開発
【ハイデラバード】Hemair Systems India Ltd (HSIL)は、インドとイスラエルが合弁で開発するインド空軍向け中距離地対空ミサイル(MRSAM:medium range surface to air missile)用大型レーダーの主要冷却装置を開発した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月18日報じたところによると、HSILのSrinivasa Rao重役(MD)は17日、最初の冷却装置ユニットを、国防研究開発機構(DRDO:Defence Research and Development Organisation)傘下の研究所RCIのS.K. Ray所長に手渡した。同冷却装置は摂氏17度の冷却水を循環させることにより、レーダーの温度を一定に保つと言う。