SEAnews 2011-03-02 ArtNo.44473

【バンガロール】アジア半導体機構(Astsa:Asia Semiconductor Trading Support Association)は、インドの情報技術(IT)企業が、集積回路(IC)／IC機器／IC材料業界の日本企業と提携するのを支援するため、インド半導体協会(ISA:India Semiconductor Association)と関係覚書を交換した。
デカン・ヘラルドが2月22日報じたところによると、ISAがカルナタカ州Bangaloreで主催した『ISA Vission Summit 2011』の会場で、Astsa会長を務める福岡大学工学部電子情報工学科の友景肇教授は同紙に以上の消息を語った。
それによると、Astsaは、半導体関連企業800社以上が入居する九州シリコン・クラスターへのインド半導体企業の誘致を目指している。7人のメンバーから成る代表団を率いてインドを訪れ、バンガロール拠点のMainiグループ工場を視察した友景教授はBharat Electronics Ltd (BEL)の施設も訪問する計画と言う。
○日本LED照明推進協議会、合弁パートナー物色
【バンガロール】日本のLED照明推進協議会(JLEDS:Japan LED Association)は、カルナタカ州において半導体／発光ダイオード(LED)／ソーラ照明器具領域の技術移転および合弁パートナーを物色している。
デカン・ヘラルドが2月22日伝えたところによると、JLEDSの奥野敦史副会長は『ISA Vission Summit 2011』会場で同紙に以上の消息を語った。それによると、同氏はカルナタカ州政府情報技術(IT)部の幹部と関係問題を協議したと言う。
○半導体がインフォシス国際事業の主要ドライバ
【バンガロール】インドのトップ情報技術(IT)企業Infosys Technologiesは、国際的事業展開のドライバとして7つのテーマに注目しているが、うち3つは半導体に関係している。これらのテーマとは、デジタル家電、モバイルコマース、パーベイシブ・コンピューティング。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月21日報じたところによると、インフォシスのS.D. Shibulal取締役兼営業主任(COO)は『ISA Vission Summit 2011』で講演した際、以上の消息を語った。