2011-02-24 ArtNo.44457
◆Adani、豪州企業と合弁で石炭ガス化計画に入札
【アーメダバッド】Adani Groupは、オーストラリア企業Carbon Energyと、インド国内における石炭ガス化(UGC:Underground Coal Gasification)プロジェクトを共同で手がける合弁覚書を取り交わした。
デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月18/19日報じたところによると、Adani Groupは18日以上のステートメントを発表した。それによると、両社は、Coal India Limited (CIL)が近く募集するUGCプロジェクトのための石炭鉱区入札に共同で応札する。覚書の有効期間は18ヶ月。
○Essar、Stanlow製油所買収案にUS$10億銀行保証追加
【ムンバイ】Essar Energy Holdings Ltd(EEHL)は、Royal Dutch Shellが英国Stanlowに所有する製油所を買収する契約をまとめるため10億米ドルの銀行保証を提供する。
エコノミック・タイムズが2月21日、銀行との交渉に携わる筋の言として伝えたところによると、10億米ドルの銀行保証は、当該製油所の資産価値としてEEHLがオファーした3億5000万米ドルとは別に提供される。EEHLは目下銀行と関係交渉を進めており、銀行は10億米ドルの保証を3~4ヶ月以内に組成することになる。
一般に製油所の買収価格は、製油所の資産価値と在庫を含む運転資金から成り、在庫価値は、取引締結時の原油国際価格を基準に評価される。
○Coal Indiaもシェールガス事業進出に意欲
【コルカタ】国営炭坑会社Coal India Ltd(CIL)は、企業収益率を高め、インドの輸入天然ガス依存を軽減させる狙いから、シェールガス(shale gas)ビジネスに進出することに強い関心を寄せている。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月14/15日報じたところによると、CILのPartha S Bhattacharjee会長はPTI通信に以上の消息を語った。それによると、政府が炭層メタンの探査開発を認めた際に不意をつかれたCILは、シェールガス開発の機会を逸するようなことは望まない。CILは石炭関連のバリュー・チェーンをさかのぼり、あらゆるビジネス機会を開拓することを目指しており、シェールガス資源の開発もその一つ。政府を説得して、シェールガス開発権を手に入れる計画と言う。
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