SEAnews 2011-02-17 ArtNo.44451

【チャンディガル】ダイキン工業が完全出資するDaikin Air-conditioning India Pvt Ltd(DAI)は、5カ年計画の一環として、インドに研究開発(R&D)センターを設けることを検討している。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが2月14／15日伝えたところによると、DAIのKanwal Jeet Jawa重役(MD)は14日、住宅用／準商用／商用エアコン合計20モデルをお披露目した後、以上の計画を明らかにした。それによると、インドのエアコン市場は複合年率20～25％の成長を遂げており、同社は市場に深く浸透する計画の下、売り上げの5～6％をマーケッティング活動に投じる方針だ。向こう12ヶ月間には、ディーラー網を現在の600店から1000店に拡張、200カ所にダイキン・ソリューション・プラザを設置する。今年は通年で12万台の販売を目指している。ビジネス・スタンダードが12日報じたところでは、同社は今年内に住宅用エアコン30万台を販売、同カテゴリーの市場シェアを現在の5％から9％に拡大することを目標にしている。
インドのHVAC(heating, ventilation, and air-conditioning)市場は全体として年率15％の成長を遂げているが、ルーム・エアコン市場に限っては伸び率は30％に達すると言う。
○Sterlite、ＵＳ＄21.5億投じLCD製造
【ムンバイ】ロンドン証券取引所上場Vedanta Resources plc傘下のSterlite Technologies Ltd(STL)はマハラシュトラ州に50エーカーの土地を購入、9700クロー(US$21.55億)を投じて液晶表示装置(LCD:liquid crystal display)を製造する計画だ。
ビジネス・スタンダードが2月10日報じたところによると、STLは全国の様々な候補地を検討した後、マハラシュトラ工業開発公社(MIDC:Maharashtra Industrial Development Corporation)からAurangabad近郊Shendre工業団地の用地を買収、最近引き渡しを受けた。第1期計画のコストは5150クロー(US$11.44億)で、2012年に稼働する。第2期計画には4550クロー(US$10.11億)が投じられる。同社にとって世界的に4件目、インド国内では初のLCDプロジェクトになる。
○パナソニック、Kramer Electronicsと市場協力
【ニューデリー】Panasonic India Pvt Ltd(PIPL)は、製品ポートフォリオと流通網を強化する狙いからカルナタカ州Bangalore拠点のKramer Electronics India Private Limited(KEI)と提携した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが2月13日報じたところによると、PIPLの伊東大三社長は記者会見の席上、提携の主要な目的はKEIの流通網とPIPLの販売力を結合することにあると語った。