NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2011-02-17 ArtNo.44444
◆1月の総合インフレ、8.23%に鈍化
【ニューデリー】タマネギやその他の野菜の価格は依然高水準を保っているものの、小麦、豆類、砂糖等、一部の品目の値下がりを背景に2011年1月の卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)をベースにしたヘッドライン・インフレ(総合インフレ)は、前月の8.43%から8.23%に僅かながら鈍化した。ヘッドライン・インフレは2010年1月以来8%以上の水準が続いている。
ヒンドゥー・ビジネスライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレスが2月14/15日報じたところによると、砂糖は14.99%、豆類は12.78%、小麦は4.94%、ジャガイモは1.21%、それぞれ値下がりした。しかし野菜は65%、中でもタマネギは2倍近く値上がりした。この他、果実は15.01%、卵/肉/魚は15.09%、それぞれ値上がりした。
一次産品価格指数は17.28%アップした。この内食品の値上がりが前月の13.55%から15.65%(前年同月20.19%)に加速、非食品カテゴリーでは、繊維が48%値上がりした。
製造業品目価格指数の上昇率は前月の4.5%から3.8%に鈍化、製造業品目中の食品カテゴリーは1.3%のマイナス成長が記録された。中でも砂糖が14.99%値下がりしたが、その反面、食用油は7.16%値上がりした。
燃料・電気指数は11.42%上昇した。このうちガソリンは27.37%値上がりした。
一方、2010年11月のヘッドライン・インフレはこれ以前に発表された7.48%から8.08%に上方修正された。
Pranab Mukherjee蔵相は、「今会計年度末までにヘッドライン・インフレは7%前後に沈静するものと見られるが、世界的商品価格の変動リスクが存在するため、確約はできない」と語った。
○食品インフレ、13.07%に鈍化
【ニューデリー】食品インフレーションは、ジャガイモと豆類の価格が軟化する中、1月31日までの1週間に、前週の17.05%から過去7週間来最低の13.07%にほぼ4%ポイント鈍化した。昨年同期には22.08%に達していた。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネスライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが2月10/11日伝えたところによると、食品インフレは3週間連続して加速した後、鈍化に転じた。食品インフレが今回の13.07%を下回った直近の例は、昨年12月11日までの1週間に記録された12.13%。
アナリストらは、小麦と豆類の豊作で、食品インフレが一層鈍化するものと予想している。政府は、2010-11年度の穀物生産が、昨年の2億1820万トンから2億3207万トンに増加するものと予想、特に小麦の生産量は過去最高の8147万トンに達すると予測している。
野菜価格は向こう数週間も引き続き軟化傾向を辿る見通しだが、豆類、卵、肉、魚等のタンパク質ベースの食品は、前期に比べ上昇傾向を辿る見通しで、政策立案者らを不安がらせている。
一次産品価格指数の上昇率は16.24%と、前週の18.44%に比べ顕著に鈍化したが、燃料価格指数の上昇率は前週と同じ11.61%だった。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.