【ニューデリー】第一三共株式会社は、炎症及び伝染病の治療に関わる6件の創薬プロジェクトを日本の研究開発(R&D)センターからDaiichi Sankyo Life Science Research Centre in India (RCI)に移した。
ビジネス・スタンダードが2月5日伝えたところによると、RICのPradip K Bhatnagar主任は以上の消息を語った。それによると、これによりRICは第一三共が全世界に設けた4番目のR&Dハブになった。RICは炎症と伝染病2領域の潜在的な薬物分子を発見する役割を担う。第一三共はインド以外に、日本、米国、ドイツにR&Dハブを有すると言う。 ○Lincoln、解熱鎮痛薬新製品『Pa-12』に期待
【アーメダバド】グジャラート州Ahmedabad 拠点の製薬会社Lincoln Pharmaceuticals Ltd (LPL)は、最近発売したアニリド系解熱鎮痛薬パラセタモール(paracetamol)錠剤『Pa-12』が、次期会計年度売上げの8~10%を占めるものと見ている。
ビジネス・スタンダードが2月8日報じたところによると、LPLのMahendra G Patel重役(MD)は以上の見通しを語った。それによると、Pa-12の初年度売上げは15~20クロー(US$333万-444万)と見積もられ、2011-12年度のそれは225クロー(US$5000万)を目指すと言う。 ○Stempeuticsの幹細胞候補薬、第2段階の臨床試験通過
【バンガロール】Manipalグループ傘下のStempeutics Research Private Limited(SRPL)は同社の幹細胞ベースの候補薬剤(candidate drug)が4種類の疾病の第2段階の試験を通過したと発表した。
ヒンドゥー・ビジネスラインが2月5日伝えたところによると、SRPLは3日以上の発表を行った。それによると、インド薬品監督総監(DCGI:Drug Controller General of India)の認可を得たのに続き、タイプ2糖尿病、骨関節炎、肝硬変、慢性閉塞性肺疾患の患者に投与、臨床試験を行う。同薬は2009年3月に心筋梗塞、重症虚血肢の第1/第2臨床試験を通過している。同社は2013年末に初の肝細胞ベースの医薬品を量産し、インド国内で発売できるものと見ている。