2011-02-12 ArtNo.44436
◆TV各社、クリケット・ワールドカップ機にHDTV販売競う
【ムンバイ】クリケット・ワールド・カップ(CWC:Cricket World Cup)のおかげで今年は高精細度テレビジョン(HDTV)の売れ行きの拡大が見込める。
ビジネス・スタンダードが2月5日報じたところによると、LG ElectronicsのAmitabh Tiwari全国営業主任は以上の見通しを語った。
昨年12月にESPN-STAR SportsがHDTV方式によるCWCの放映計画を発表した時、テレビジョン・メーカーらは興奮を隠すことができなかった。インドにおけるHDTVの販売は、インド・クリケット・プレミア・リーグ(IPL:Indian Premier League)サード・シーズンの一部の試合が同方式で放映されたのを機に売れ行きが伸び始めた。
Tiwari主任によると、LGは同社フラット・パネルTV年間販売の30~35%がCWC期間に販売されるものと見ている。
Samsung、Sony、Panasonic等の他のプレーヤーの状況も変わらない。Samsung幹部はフラット・パネルTVの年間販売の45%近くがCWCとIPL-4期間に販売されると予想した。
大部分のフラット・パネルTVは一応HDTV方式に対応しているが、完全に対応しているものは依然少ない。そこでSony Indiaの玉川勝社長(MD)は「CWCは完全HDTV方式のTVセットの売れ行きに大きく貢献するだろう」と期待を表明した。
○Samsung、B2B売上げUS$1億期待
【ニューデリー】Samsung Electronicsは、一連のハイテク機器を投入し、今年のビジネス顧客向け販売(B2B:business-to-business)を1億米ドルの大台に乗せる計画だ。
デカン・ヘラルドが2月5日伝えたところによると、Samsung India ElectronicsのRanjit Yadav携帯電話情報技術(IT)担当主任(country head)は以上の抱負を語った。それによると1億米ドルの25%以上は教育部門により占められるものと見られる。同社は新製品の投入によりB2B売上げを昨年の2.5倍に拡大することを目指していると言う。
○日立、3年内にUS$20億売上げ目指す
【ニューデリー】日立は次期会計年度、インドに研究開発(R&D)センターを設置するとともに、新製造ラインを設け、2013年までに年商を現在の10億米ドルから20億米ドルに拡大することを目指す。
エコノミック・タイムズとザ・ヒンドゥーが2月9/10日報じたところによると、Hitachi Asia LimitedのYasunori Taga重役(CEO)は9日記者会見し、以上の抱負を語った。
それによると、中でもエアコンの市場シェアは、ボリューム販売で今年内に10%に達するものと期待される。現在のシェアは7%前後。
○日立、エアコン市場で15%のシェア目指す
【コルカタ】Hitachi Home & Life Solutions India Ltd(HHLSI)は2015年までにインド・エアコン市場におけるシェアを15%に拡大する。
ビジネス・スタンダードが Q月10日伝えたところによると、HHLSIのGurmeet Singh副社長は9日当地で以上の目標を語った。それによると、現在同社のエアコンはボリュームで7%、価格で10%のシェアを占めている。このため2011-12年までにボリュームで10%、2015年までに同15%のシェア獲得を目指す。次期会計年度には環境に優しい一連のエアコン新製品を発売すると言う。
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