2011-02-07 ArtNo.44423
◆クリケット・ワールド・カップに乗じTV販促キャンペーン
【ニューデリー】Sony、LG、Samsung等の指導的家電メーカーは、クリケット・ワールド・カップ・フィーバーに乗じ、TV製品の様々な販促キャンペーンに乗り出している。
デカン・ヘラルドとエコノミック・タイムズが2月1/2/3日伝えたところによると、インド・クリケット・プレミア・リーグ(IPL:Indian Premier League)及びInternational Cricket Council(ICC)主催のICC World Cup期間にテレビジョン売上げの30%増を見込むHaier Indiaは、4年間保証付きLCD/LEDの販促に乗り出し、1~3月期だけで7万5000台の販売を目指している。2011年度ICC World Cupの決勝戦はマハラシュトラ州Mumbaiで行われる。
電話会社Bharti Airtelと提携したSony Indiaは、インド・チーム・キャプテンのMahendra Singh Dhoniをブランド大使に指名、予算規模100クロー(US$2222万)の液晶テレビ『Bravia LCD』販促キャンペーンを開始した。Sony Indiaは2月19日~4月2日のICC World Cup期間を通じ25万台を販売、フラット・パネルTV市場の40%のシェアを占めることを目指している。
LGも『Lead 11』と銘打った新キャンペーンをスタート。Samsungは、クリケット・シーズンを通じてフラット・パネルTV購入者に無利子ローンを提供、加えてdish TV set top Boxを無料進呈する。
一方、Panasonicがフラット・テレビジョンを値下げしたのに対し、LG、Samsung、Akaiはコスト上昇を相殺するため全般的値上げを行ったにも関わらずテレビジョンの値上げを見合わせた。
○リコー、売上げを3年内に4倍に拡大
【チェンナイ】イメージング・ソリューション・メジャー、Ricoh India Ltd(RIC)は、向こう3年間に売上げを2009-10年の256クロー(US$5688万)から1000クロー(US$2.22億)に拡大することを目指し、製品ポートフォリオを拡大する。
ザ・ヒンドゥーとヒンドゥー・ビジネスラインが1月28/31日報じたところによると、RICのN. Maitra重役(MD)はこのほど記者会見し、以上の目標を語った。ミッド・ボリューム・プロダクション・プリンティング市場の33%以上のシェアを占めるRICはこの日、プロフェッショナル向けカラー印刷機Ricoh C901/C901S Graphic Arts Editionをお披露目した。
○Samsung、スマートフォーン最新モデルお披露目
【ニューデリー】Samsungは『bada』OSを採用したWaveシリーズ・スマートフォーンの新モデル『Wave II (S8530)』をお披露目した。
ザ・ヒンドゥーが1月29日報じたところによると、これでSamsungがインド市場に投入するWaveシリーズのスマートフォーンは5モデルになった。価格は8800~2万900ルピー。
○Vincegrass、グジャラート州でレンタル携帯電話スキーム開始
【ムンバイ】Vincegrass Creative Solutions Private Limited(VCSPL)は、アンドラプラデシュ州とマハラシュトラ州におけるパイロット・プロジェクトに続きグジャラート州でレンタル携帯電話スキーム『Rent A Phone』を開始した。
ビジネス・スタンダードが1月29日伝えたところによると、この種のコンセプトは他国では珍しくないが、VCSPLはインドにおけるこの種の潜在需要の開拓に乗り出した。
VSCPLのRavi Kumar Bhalla取締役兼CEOによると、グジャラート州に22のフランチャイズ・センターを設け、8種類の携帯電話端末の貸出を開始した。顧客は様々なレンタル方式の中から最も適したものを選ぶことができると言う。
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