SEAnews 2011-02-07 ArtNo.44422

【コルカタ】Hitachi Home and Life Solutions (India) Ltd (HHLI)は今年、ルーム・エアコン市場の10％のシェア獲得を目指している。
ザ・ヒンドゥーとエコノミック・タイムズが1月25／30日／2月2日報じたところによると、HHLIの森本素生重役(MD)はこのほど以上の目標を語った。それによると、HHLIの2009－10年売上げは前年比35％増の685クロー(US$1.52億)を記録した。HHLIのルーム・エアコン市場シェアはボリューム・ベースで現在7％だが、今年は10％を目指す。これは価格ベースでは12％に相当する。また2015年までにボリューム・ベースで15％のシェア獲得を図る。新たなタウンへの進出とディーラー網の拡張を通じ、同目標を達成する。HHLIは現在グジャラート州Kadiに年産40万台の工場を有するが、来年までに同製造能力を拡大することも検討している。最終方針は今年7月の取締役会で決めると言う。
○LG、エアコン新製品発売、製造能力拡張
【ニューデリー】LG Electronics India Pvt Ltd(LGEI)は1月28日、一連のGアコン新製品をお披露目するとともに、製造能力の拡張やマーケッティングに2011年を通じて800クロー(US$1.78億)を投じると発表した。
ザ・ヒンドゥーとヒンドゥー・ビジネスラインが1月29日伝えたところによると、スチール、銅、アルミ、ポリマー等のインプット・コスト上昇を相殺するため、昨年12月の平均5％の値上げに続き2月にも一層の値上げを行う。観測筋はエアコン、冷蔵庫、洗濯機の値上げ幅が大きいものと予想している。
LG ElectronicsのSewoo Park副社長(エアコン海外マーケッティング担当)によると、インドは現在、同社の世界エアコン販売に18％ほど貢献しているが、来年は米国を追い越しトップに浮上するものと期待される。米国は現在約30億米ドルの同社エアコン売上げに30～40％寄与していると言う。
○Blue Star、室内エアコン市場の9％のシェア目指す
【コルカタ】地元冷機メーカーBlue Starは、2011－12年度に27万台のエアコンを販売、ルーム・エアコン市場の9％のシェアを占めることを目指している。
エコノミック・タイムズが1月24日報じたところによると、Blue StarのB. Thiagarajan社長(エアコン／冷蔵庫担当)は24日以上の目標を明らかにした。それによると、現在の同社の市場シェアは4％で、今会計年度(2010-11)については約19万台の販売を見込んでいる。エアコン・ポートフォリオは現在35モデルだが、来年(2011-12)は15モデル追加すると言う。
○Godrej Appliances、省エネ・デザインエアコンお披露目
【チェンナイ】Godrej Appliancesは、1～5段階の星印省エネ等級(star rating)最高位にランクされる5スターのエコン『Godrej EON Vogue』を市場に投入する。
ザ・ヒンドゥーが2月4日伝えたところによると、Godrej AppliancesのKamal Nandi副社長(セールス＆マーケッティング)は3日記者会見し、『Godrej EON Vogue』シリーズのエアコン新モデルをお披露目した。それによると、スタイリッシュで異なるカラーを選べる新シリーズ・エアコンはウルトラ・モダンなデザイナー・ホームにピッタリで、25～35歳代の世代をターゲットにしていると言う。