SEAnews 2011-01-30 ArtNo.44402

【チェンナイ】米国メリーランド州バルチモア拠点のSunEdisonはインドにおけるソーラ・プロジェクトに1億米ドルを投資する。
ヒンドゥー・ビジネスラインが1月21日伝えたところによると、SunEdisonのCarlos Domenech社長は同紙に以上の計画を語った。それによると、SunEdisonは、指導的シリコン・ウエハー・メーカーMEMCと手を組み、PVクリスタライン技術を応用、グジャラート州に25MW、ラジャスタン州に5MW、ウッタルプラデシュ州に1MWのソーラ発電施設を設ける。同社はその他の州でも同様のプロジェクトを手がける計画と言う。
○Harsha、ソーラPV合弁事業の支配権益取得
【アーメダバード】グジャラート州を拠点に軸受ケージやスタンプ成形金属部品(stamped component)ソルーションを提供するHarsha Engineers Ltd(HEL)は、ドイツ拠点のソーラPV(Photovoltaic)事業会社Abakus Solar AGとの合弁事業の支配権益を取得した。
ビジネス・スタンダードが1月21日報じたところによると、Deloitte Touche Tohmatsu India Pvt. LtdがHELのコンサルタントを務め、同取引をまとめた。HELは、グジャラート州における同合弁事業を通じ、ソーラPVプロジェクトのEPC(Engineering, procurement and construction)請負事業に参入する。
○サンゴバン、ソーラPVガラス基板製造
【フブリ】Saint-Gobain Glass India(SGGI)は400クロー(US$8888万)を投じ、ソーラPV(Photovoltaic)モジュール用ガラス基板(base glass)の製造施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネスラインが1月26日伝えたところによると、SGGIのB. Santhanam重役(MD)は、このほど以上の計画を明らかにした。それによると、目下のところ親会社の他の海外工場からこの種の製品を輸入し、インド国内の需要に応じている。タミールナド州Chennaiもしくはラジャスタン州Bhiwadiに年産500MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)規模の工場を設ける計画で、3月末までに最終方針を決める。
一方、Bhiwadiには3期に分けて1500クロー(US$3.33億)を投じ第2工場を建設する。目下900クロー(US$2億)を投じて建設中の第1期分は2011年12月までに稼働する予定と言う。
○Thermax、マハラシュトラ州に国内初の地熱発電所建設
【ムンバイ】マハラシュトラ州Pune拠点のエネルギー／環境ソリューション・プロバイダー、Thermaxは、マハラシュトラ州における国内初の地熱発電施設の建設を請け負うことで、マハラシュトラ・エネルギー開発局(MEDA:Maharashtra Energy Development Authority)と合意、近く関係覚書を取り交わす。
ヒンドゥー・ビジネスラインとエコノミック・タイムズが1月24日報じたところによると、MEDAの匿名の幹部はこのほど以上の消息を語った。それによると、Thermaxは先ず利用可能な地熱の発生場所を探し、パイロット・プロジェクトとして3年内に少なくとも5MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の発電施設を建設すると言う。