2011-01-26 ArtNo.44389
◆全国広帯域計画ガイドラインを年度末までに立案:通信相
【ニューデリー】2014年までに全国の1億6000万世帯に高速インターネット接続の便宜を提供する『全国広帯域計画(NBP:National Broadband Plan)』のガイドラインが2011年3月末までに立案される。
デカン・ヘラルドとエコノミック・タイムズが1月19/20日伝えたところによると、Kapil Sibal通信情報技術(IT)相は19日以上の消息を語った。シバル通信相は19日、通信業界団体代表との円卓会議を催し、NBPの詰めを行い、光ファイバー・ケーブル網を構築する戦略を協議した。
○番号ポータビリティ導入で顧客争奪戦スタート
【ニューデリー】携帯電話番号ポータビリティ(MNP:mobile number portability)の導入に伴い、テレコム企業各社は、新顧客の獲得のみならず、他社の既存顧客を争奪するための広告、マーケッティング、プロモーション・キャンペーンを開始した。Manmohan Singh首相は20日、番号ポータビリティ制度を全国的に導入する記念式典を主宰した。
デカン・ヘラルドとヒンドゥー・ビジネスラインが1月25日報じたところによると、1ヶ月前にMNPを導入したハリヤナ州では、国営Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)とReliance Communications(RCom)が最も多くの顧客を奪われた。初歩的統計数字からすると、MNP導入以来1月16日までに、BSNLは同州において2万人、RComは1万3500人の純損失を記録した。Idea Cellularの場合は1万5604人が解約、1万3741人が新規契約したため、1863人の純損失になった。
これに対してVodafoneは2万748にの純増でMNP導入の最大の恩恵を享受、Aircelも9329人の純増を記録した。
○テレコム企業、3Gサービスを続々開始
【ジャイプル】国営企業2社Bharat Sanchar Nigam Ltd (BSNL)とMahanagar Telecom Nigam Ltd (MTNL) の他、民間企業の先頭を切ってTata DoCoMoが第3世代(3G)移動体通信サービスを既に開始しており、Reliance CommunicationsとBharti Airtelも24日、ジャム&カシミールを含む複数の通信管区において3Gサービスを開始する計画を発表した。
デカン・ヘラルドが1月24日伝えたところによると、Aditya BirlaグループのIdea Cellularは向こう数ヶ月間に同社が営業ライセンスを保持する11通信管区全てで3Gサービスを開始すると言う。
|