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2011-01-26 ArtNo.44388
◆Hero Honda合弁解消の最終文書(ライセンス契約)に調印
【ニューデリー】Hero Honda Motors Ltd(HHML)は24日、ホンダとのライセンス協定を発効させる最後の手続きが完了したと発表した。
ヒンドゥー・ビジネスライン、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが1月24/25日伝えたところによると、同ライセンスの発効とともに、ホンダはHHML合弁事業から離脱する。
HHMLがボンベイ証券取引所(BSE)に報告したところによると、先週調印された当該ライセンス契約は、パートナー2社の取締役会が2010年12月16日に承認した覚書の規定に基づいている。同ライセンスは、ホンダが合弁事業から撤退した後、インド市場に流通するホンダの既存製品と新製品に関係している。HHMLはまた、ナカガワ・トシアキ氏を専務取締役補佐(Joint Managing Director)に再任した。
ヒーロー・グループが、ホンダからHHMLの26%持ち分をいくらで買い取ったかは明らかにされていないが、市価は20億米ドル近いとされる。
両パートナーの合意の下、HHMLは現行レベルのロイヤルティーをホンダに支払うが、インド国内における販売のみならず、製品を輸出すること、また独自の研究開発(R&D)部門を設けることが認められる。HHMLが独自のR&D能力を培うのに伴いロイヤルティーの率は徐々に引き下げられる。
市場筋は、HHMLは、ホンダとの合弁解消後も、ブランド力と流通/販売網を維持できるが、技術面の不足を補うのが困難と見ている。こうした中、HHMLはR&D部門を①製品開発/②研究/③デザイン/④生産の4部門に再編する強化策を発表した。
○ピアジオ、インド二輪車市場復帰準備
【ムンバイ】Piaggioは世界第2の二輪車市場に復帰する計画の一環としてスクーターとモーターサイクルの一連の新モデルをインド市場に投入する準備に拍車をかけている。
ヒンドゥー・ビジネスラインが1月21日報じたところによると、インド市場に投入されるのは主にVespaとAprilia2ブランドになる見通しだ。イタリア企業は、来年1-3月期の発売を目指し、目下、インド市場向けスクーターVespa LX 125の準備を進めている。
○Mahindra、MotoGPに参戦
【ムンバイ】Mahindra & Mahindra(M&M)グループは、インドの地場二輪車メーカーとして初めてオートバイ・ロードレースの最高峰、エフアイエム・ロードレーシング・ワールド・チャンピオンシップ・グランプリ(MotoGP)に参戦する。
ビジネス・スタンダードが1月21日伝えたところによると、著名なMotoGPレーサーの英国人Riders Danny Webb氏とドイツ人Marcel Schrotter氏がM&Mのレーシング・マシーンに騎乗、2011年度MotoGPの125ccカテゴリーに出場する。
M&Mは21日記者会見を催し、この日マハラシュトラ州Mumbai本社を訪れた2人のレーサーを紹介した。
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