SEAnews 2011-01-26 ArtNo.44387

【ムンバイ】国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)は、同社としては2つ目の総合的な製鋼施設をチャッティースガル州に設ける。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが1月22／23日報じたところによると、NMDCのRana Som会長兼MDは22日に催された業界の会議の会場で以上の消息を語った。それによると、投資額約1万クロー(US$22.22億)、年産200万トンのプラントは他社との合弁により建設される。同社は目下2社と合弁交渉を進めており、今四半期末までにパートナーの名称を発表する。交渉中の1社はTata Steelと言う。
○環境省、今月末までにPoscoプロジェクトに最終判断
【ニューデリー】環境省は、今月末までに韓国企業Poscoが120億米ドルを投じオリッサ州Jagatsinghpur県の1253.225ｈａの森林に建設する鉄鋼プラントに対する環境認可に関して最終方針を決める。
エコノミック・タイムズとファイナンシャル・エクスプレスが1月24／25日報じたところによると、Jairam Ramesh環境相は24日、記者の質問に対し以上のように答えた。
環境省は、森林諮問委員会(FAC:Forest Advisory Committee)／専門家評価委員会(EAC:Expert Appraisal Committee)／沿岸規制地区専門EACの3委員会を設け、緑の法律違反問題を検討しており、3委員会は既にそれぞれの報告書を提出済みとされる。
ビジネス・スタンダードが21日伝えたところでは、来印した韓国外交通商部のキム・ジョンフン(Kim Jong-Hoon)首席代表は20日、インド政府に当該プロジェクトの早期認可を求めた。これに対してAnand Sharma商工相は「政府は近く認可する方針であり、問題は間もなく解決する」と約束したと言う。
○オリッサ州、23鉄鉱山に操業停止命令
【ブーバネスワル】インド有数の鉄鉱石産地オリッサ州は22日、23の鉄鉱山に操業停止を命じたと発表した。
エコノミック・タイムズとファイナンシャル・エクスプレスが1月22日報じたところによると、オリッサ州政府鉱業部のU.C Jena次長補はロイター通信に以上の消息を語った。それによるとKeonjhar県に位置するこれらの鉱山は、森林認可(forest clearance)／鉱業リース(mining lease)／地上権(surface right)等の認証に必要な書類を7日間の期限内に提出しなかったため、21日からライセンスを停止したと言う。