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2011-01-23 ArtNo.44376
◆3G機器市場、中国業者が40%のシェア獲得
【ニューデリー】治安当局や情報機関がスパイウェアやマルウェアが組み込まれる危険を指摘したにも関わらず、中国の通信機器メーカー2社、HuaweiとZTEは、獲得した通信サークルの数で、第三世代(3G)移動体通信ネットワーク機器納入契約の40%近いシェアを占めた。
ヒンドゥー・ビジネスラインが1月18日報じたところによると、民間携帯電話サービス業者6社の68通信サークル中、HuaweiとZTEは、これまでに26サークルの契約を手に入れた。
Ericssonは68サークル中25サークル、Nokia Siemens Networks(NSN)は同20サークル、合計45サークルの2G機器納入実績を有し、NSNは3G機器の納入でも20サークル全ての契約を獲得したが、Ericssonは25サークル中3サークルを中国企業に奪われた。
○政府、3Gビデオ電話サービスの再開を許可
【ニューデリー】インド政府は13日、今年7月31日までにリアルタイムの傍受(盗聴)手段を提供することを条件に、通信業者が第三世代(3G)移動体通信網を通じたビデオ電話サービスを提供することを許可した。
ファイナンシャル・エクスプレスが1月14日伝えたところによると、インド政府は先月、Reliance CommunicationsとTata Teleservicesにその種のサービスを停止す驍謔、命じていた。何故ならこれら両社が提供した傍受手段は5~8分の遅れがあり、リアルタイムではなかった。
○Vodafone、Essar Telecomの逆上場に異議
【ムンバイ】インド国内市場シェア第3位、契約者総数1億2400万人の携帯電話サービス会社Vodafone Essar Ltd(VEL)に67%出資する英国のテレコム企業Vodafone Group PLCは、VELに33%出資するパートナーのEssar Groupが、傘下のEssar Telecommunications Holdings Private Ltd (ETHPL)とIndian Securities Ltd (ISL)を合併することに異議を唱え、ボンベイ証券取引所(BSE)とインド証券取引局(SEBI:Securities and Exchange Board of India)に調査を求めた。
ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネスラインが1月18/19/20日伝えたところによると、Essarグループ傘下のETHPLとEssar Telecom Ltdは、VELの各11%と22%の権益を握っているが、Essarグループの金融サービス上場子会社ISL取締役会は、最近、ETHPL合併計画を承認した。
Vodafoneは「ISLのETHPL合併は、ETHPLを証券取引所に逆上場させることに他ならないが、Essarグループは同問題をVodafoneに全く相談しなかった」、また「ETHPLの逆上場は、その保持するVEL持ち分が資産評価に不当に利用され、混乱を招く恐れがある」として異議を申し立てた。
これに対してRuias一族に率いられるEssarグループは、Vodafoneには、Essarグループ内の合併再編に口を挟む権利はないと反論している。
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