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2011-01-23 ArtNo.44374
◆昨年12月の国内線航空搭乗客500万人突破
【ニューデリー】インドの国内線運航会社は2010年12月に延べ521万3000人の乗客を輸送、前年同月の448万7000人を16%上回る過去最高をマークした。月間500万人の大台を突破したのは今回初めてのこと。
ヒンドゥー・ビジネスラインが1月19日報じたところによると、民間航空総局(DGCA:Directorate General of Civil Aviation)はこのほど以上の統計数字を発表した。この結果2010年1-12月の登場客数は前年の4384万人から5202万1000人に増加した。
航空会社別の2010年12月と2010年通年の搭乗者数は以下の通り。①Kingfisher97万2000人/935万人、②Indigo97万1000人/684万人、③Jet Airways92万4000人/852万人、④Air India89万人/820万人、⑤SpiceJet72万1000人/579万人、⑥JetLite39万9000人/321万人、⑦GoAir33万6000人/232万人、⑧Paramount--/64万人。
○Tata、新たに3件の航空工業合弁事業準備
【ハイデラバード】Tata Groupはアンドラプラデシュ州Hyderabadにおける航空機工業製造事業進出計画の一環として1000クロー(US$2.22億)を追加投資、新たに3つの合弁会社①Nova Integrated System(NIS)/②Tata Aero-structure Limited(TAL)/③Tata Aerospace Systems Limited(TASL)を設ける。
ビジネス・スタンダードが1月19日伝えたところによると、NISは国防部門向けレーダー及び電子機器を、TALは航空機設備を、TASLは航空機部品を、それぞれ生産する。NISのAjit Bhavnani重役(CEO/MD)に率いられる3社代表は17日、アンドラプラデシュ州のKiran Kumar Reddy首席大臣と会談し、計画の詳細を説明するとともに、州政府に支援を求めた。
Reddy首席大臣は、ハイデラバード近郊Aerospace SEZ内の125エーカーの用地割当を含む手続き処理を迅速に進め、必要な支援を提供することを約束した。タタ・グループは同SEZ内にヘリコプター・キャビンの製造施設を既に設けている。
○Jet Airways、管理職/パイロットの給与水準を回復
【ムンバイ】Naresh Goyal氏に率いられるJet Airwaysは2008年の景気後退期に従業員の給与カットを行ったが、今回元の水準に戻した。最大の国内線市場シェアを誇る航空会社のこうした動きは、航空産業の環境改善を象徴するものとして注目される。
エコノミック・タイムズが1月12日報じたところによると、Jet Airwaysは2008年当時管理職とパイロットのサラリーを最大25%カットしたが、景気が回復した際には元の水準に戻すことを約束していた。
ビジネス・スタンダードが8日伝えたところでは、Jet Airwaysは、Delhi/Mumbai/Chennai等に発着する国内主要路線の混雑を解消するため、広胴式航空機Airbus A330を導入する。現在同社は狭胴式のBoeing 737やAirbus A320を運航している。狭胴式航空機の平均座席数は約160であるのに対し、Airbus A330のそれは約230と言う。
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