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2011-01-23 ArtNo.44372
◆インフラ開発資金の半ばを民間に依存:蔵相
【ニューデリー】向こう5年間のインフラ投資目標額1兆米ドルの半ばは民間部門が拠出することになる。
デカン・ヘラルドが1月19日報じたところによると、この日、インドを訪れた英国のVince Cableビジネス・革新・職業技能相と会見したPranab Mukherjee蔵相は以上の見通しを語った。同相によると、インフラストラクチャー・ファイナンシングはインドにとって主要な懸念材料で、第11次五カ年計画のインフラストラクチャー・ファイナンスはほぼ実現できたものの、第12次五カ年計画のそれは目標額に対して30%のギャップが存在する。官民協力(PPP:Public-Private Partnerships)はインドでインフラストラクチャー事業を遂行する上の最も重要な手段の一つと言う。
蔵相はまた、印英両国は相互の経験を学び合うことができるとし、『英国インド・インフラストラクチャー・グループ(BIIG:Britain India Infrastructure Group)』の発足に歓迎の意を表明した。
○土地/資金/マンパワー不足がインフラ産業鈍化の主因
【ムンバイ】道路や橋梁の建設業者が資金繰りの困難に直面、必要な材料を購入することができないことが、インフラ産業成長鈍化の主因と言う。
エコノミック・タイムズが1月19日伝えたところによると、インドのインフラストラクチャー関連プロジェクトのほぼ半ばを手がけるLarsen & Toubro (L&T)、Hindustan Construction Company (HCC)、IVRCL3社の幹部は、いずれも以上の見方を示した。それによると、公共プロジェクトの実行繰り延べ、支出に消極的な投資家の姿勢、労働者の供給逼迫が、中核インフラ産業の成長鈍化につながった。3社中最大の手持ち契約を有し、12月期四半期の受注額の32%がインフラ・プロジェクトで占められたL&TのKV Rangaswami建設部門社長兼取締役会メンバーによると、用地取得や金融アレンジの困難から、同社が公共民間部門から受注した総額5万クロー(US$111.1億)以上のプロジェクトが延期された。インフラストラクチャー・プロジェクトは2年前までは、国内消費を促す主要な原動力を務めていた。しかし用地の買収で躓いた後、投資家らは、プロジェクトに対する資金注入を躊躇するようになった。なぜなら大部分のプロジェクトは大規模な土地を必要とするため。民間企業は人員確保の面でも困難に直面していると言う。
○タミールナド州政府、メガ・サイエンス・シティー開発
【チェンナイ】タミールナド州政府は州都Chennaiに、大学や先端技術研究開発機関69が入居する世界的なメガ・サイエンス・シティーを開発する。
ビジネス・スタンダードが1月17日報じたところによると、タミールナド州のSurjit Singh Barnala知事(Governor)は州議会における年頭演説の中で以上の消息を明らかにした。それによるとサイエンス・シティーにはAnna UniversityとIndian Institutes of Technologyが、新キャンパスを設ける。Anna Universities of TechnologyはこれまでにTiruchirapalli、Coimbatore、Tirunelveli、Maduraiにキャンパスを設けている。
州政府は、この他、各県に1校、医学校を設ける方針に基づき、新たに3県にメディカル・カレッジを開設すると言う。
○グジャラート州、地理空間技術パーク開発
【ムンバイ】グジャラート州政府は、空間技術(space technology)領域の研究活動を振興するとともに、州内各地の調査活動を促す狙いから、国内初の『地理空間技術パーク(GTP:Geospatial Technology Park)』を建設する。
ビジネス・スタンダードが1月20日伝えたところによると、バスカラチャリア宇宙応用地理情報工学大学(Bhaskaracharya Institute for Space Applications & Geoinformatics)を通じた空間技術の応用で、『インド第一の地理空間技術州(Premier Geospatial State of India)』賞を授与されたグジャラート州のNarendra Modi首席大臣は、アンドラプラデシュ州Hyderabadで催された表彰式の席上、以上の計画を明らかにした。
それによると、地理的条件と自然資源に恵まれたグジャラート州は高い成長の潜在性を有するが、技術開発と自然資源保護のバランスをとる必要がある。このためグジャラート州は、インドの宇宙開発の父ヴィクラム・サラバイ(Vikram Sarabhai)博士が主唱した空間技術の応用を通じこのバランスの実現を図ると言う。
○米富豪トランプ氏、ムンバイに高級マンション開発
【ニューヨーク】米国の富豪Donald Trump氏は地元不動産会社Rohan Lifescapesと提携し、マハラシュトラ州Mumbaiに高級高層住宅を開発、インド不動産市場に進出する。
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