【ニューデリー】国営火力発電会社National Thermal Power Corporation Ltd (NTPC)との800MW(メガワット)超臨界圧設備のバルク・サプライ契約を目指す内外のサプライヤーの競争過熱が予想される。
ザ・ヒンドゥーとファイナンシャル・エクスプレスが1月4/5日伝えたところによると、既にBharat Forge-Alstom、L&T-Mitshubishi、JSW-Toshiba、BGR Energy-Hitachi、Ansaldo-BG Engineering等が入札の意向を表明しており、韓国のDoosan Heavy Industries and Construction Co Ltd(DHICCL)も1万8000クロー(US$40億)の契約獲得レースに加わるものと予想される。
NTPCオフィシャルによると、電力省は原則的に入札の募集を認めており、同社は今月末にも関係各社に入札意向書(EOI:expression of interest)の提出を求めると言う。 ○韓国Doosan、電力設備工場建設計画
【コルカタ】韓国のDoosan Heavy Industries and Construction Co Ltd(DHICCL)はハリヤナ州に完全出資の電力設備製造工場を設けることを計画している。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネスラインが1月4日報じたところによると、Sushilkumar Shinde電力相は3日以上の消息を語った。それによると、DHICCLはボイラーやタービンを製造する外国直接投資(FDI)100%の子会社を設ける計画で、用地は賃借する。DHICCLは最近、Shinde電力相に書面で以上の意向を伝えたと言う。 ○国営重電機会社、納期短縮し競争力アップ
【ティルチ】国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)は今年4月以降、既存の納期を2ヶ月繰り上げ、顧客にボイラーを引き渡す。
ヒンドゥー・ビジネスラインが1月3日報じたところによると、中国業者や、外資と手を組む地場民間業界との競争過熱が予想される中、BHELは同社の主要なウィークポイントとされる納期の短縮に本腰を入れる構えだ。目標は2012-13年以降の受注契約の納期を4ヶ月短縮すること。BHELは既にコスト削減に取り組んでおり、取り分け急成長する超臨界圧火力発電設備市場においてコストと納期の両面で競争力の強化を図る。