SEAnews 2011-01-07 ArtNo.44329

【ムンバイ】オリッサ州政府は英豪鉱山会社Rio Tintoとの新規鉱山開発契約草案に検討を加えている。
ビジネス・スタンダードが1月3日伝えたところによると、Rio Tintoは1995年に、Orissa Mining Corporation (OMC)と、Malangtoli鉄鉱山の開発に関わる51：49の合弁契約を結んだものの、プロジェクトは離陸しなかった。
オリッサ州政府のRaghunath Mohanty工業／鉄鋼／鉱山業部長は、同州法務部と財務部が目下新規契約草案に検討を加えているが、「実際に調印されるか否かに関して現状でコメントすることはできない」としている。
○計画委員会、より厳しい環境影響抑制規則提案
【ニューデリー】環境省が主唱する国内の主要森林地帯の鉱業開発を禁じるいわゆる『no-go』政策に代わるものとして、計画委員会は、より厳しい環境影響抑制規則を提案した。
ビジネス・スタンダードが1月3日報じｽところによると、計画委員会はまた鉱山会社の環境への影響抑制努力を監視するハイレベルな委員会を設置するよう求めている。政府は、近く閣議で同問題を検討する見通しだ。計画委員会の提案が受け入れられるなら、鉱山会社には植林活動に対する支出拡大が求められる。計画委員会オフィシャルによると、鉱山会社の植林計画に対する支出は最大2倍に拡大することが求められる見通しだ。
○ゴア州面積の15％に金鉱脈：リサーチャー
【ゴア】ゴア州総面積のほぼ15％をカバーする岩層に金鉱脈が散在している。面積にして10万ｈａ中の2万～4万ｈａの土地に金鉱脈が存在する。
ファイナンシャル・エクスプレスが1月3日伝えたところによると、ゴア大学植物学部(Goa University Botany Department)のNandkumar Kamat博士はこのほど記者会見し、以上の調査結果を明らかにした。それによると金鉱脈は地下65メートルのSavordem岩層に存在し、同岩層は北部のPernem郡から州都Panajiを経てSalcette郡まで伸びている。既にDigamber Kamat首席大臣に機密報告書を提出、関係地域の地下65メートルの掘削を暫定的に禁止するよう要請したと言う。