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2010-12-24 ArtNo.44312
◆JSW Steel、Ispat Indの84%権益買収
【ムンバイ】インド第3位の鉄鋼メーカーJSW Steel Ltdは21日、膨大な負債を抱え経営難に陥ったIspat Industries Ltd(IIL)の10億9000万株、総発行株式の84%相当を1株19.85ルピー、総額4億7600万米ドルで買収する計画を明らかにした。
ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネスライン、エコノミック・タイムズが12月21日、JSWのボンベイ証券取引所(BSE)への報告を引用し伝えたところによると、JSWは優先割当方式を通じ、IIL権益を買収する。
IILの20日の終値からすると、JSWの買値は時価を20%下回る。IILの株価はこの日17%ダウン、JSWのそれは5%アップした。ArcelorMittal、Tata Steel、JSW等がIIL権益買収に関心を抱いているとの報道で、IILの株価は今月初め以来25%以上値上がりしていた。
○JSW Steel、JFEスチールにUS$1億GDR発行
【ムンバイ】JSW Steel Ltdは、総額462クロー(US$1.03億)の国際預託証券をJFEスチールに対して発行する。
ヒンドゥー・ビジネスラインが12月14日報じたところによると、JSWは13日、ボンベイ証券取引所(BSE)に以上の報告を行った。それによると、JSWはJFEに対しGDR308万5814枚を1枚1500ルピーで優先発行する。
○神戸製鋼、多角的インド市場戦略に着手
【コルカタ】神戸製鋼がEssar Steel Ltd(ESL)と合弁で新製鉄所を建設する計画は、インドの急成長する鉄鋼市場に足場を築く、神戸製鋼の総合戦略の一環と見られる。
エコノミック・タイムズが12月20日報じたところによると、ESLとの合弁を通じ、自動車用鋼材市場にプレゼンスを築くことを目指す神戸製鋼は、国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)及び国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)とも、直接溶融還元ITMK3(Iron Making Technology Mark Three)技術を用いたアイアンナゲット(iron nugget)製造合弁交渉を進めている。
住友金属工業、新日鐵、ArcelorMittal、Poscoもインドの自動車用鋼材市場に橋頭堡を築くことを目指しているが、神戸製鋼は独自開発したITmk3技術を梃子に、他社より有利な地歩を築くことを目指している。
ESLのMalay Mukherjee重役(CEO)によると、自動車産業は向こう数年、インドにおける鋼材需要の主要な牽引役を務める見通しだ。
○Tata Steel、南アフリカ資産の買い手物色
【ムンバイ】Tata Steel Ltd(TSL)は、南アフリカのプラント及び資産の売却を通じ、最大1億5000万米ドルの資金調達を目指している。
エコノミック・タイムズが12月20日、消息筋の言として伝えたところによると、多くの方面が関心を表明しているものの、TSLはまだバイヤーを決めていない。Standard Charteredが、買い手候補の選考作業を進めている。TSLもStandard Charteredも、以上の消息に関してコメントを控えている。
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