2010-12-21 ArtNo.44308
◆2010年新規就業機会、過去最高マーク:Ma Foi Randstad
【チェンナイ】インド経済の全般的復調を反映し、今年度の組織部門(organized sectors)の新規就業機会は過去最高をマーク。楽観的見通しが全国を覆い、企業はより多く支出し、より多く雇用している。カレンダー・イヤー2010年には113万人分の就業機会が創出され、2006年に記録された過去最高の103万人を上回る見通しだ。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが12月16/17日伝えたところによると、マ・ホァ・ランスタッド雇用動向調査(METS:Ma Foi Randstad Employment Trends Survey)2010年10-12月期報告書は以上のように見通している。指導的人材管理コンサルティング会社Ma Foi Randstadが主要8都市の13業種660社を対象に調査したところによると、2010年1~9月期には73万9064人分の新規就業機会が創出され、2010年10~12月期にはさらに39万4700人分の就業機会が追加される見通しだ。
マ・ホァ・ランスタッド雇用動向調査の過去のデータで1年間に創出された新規就業機会が100万を突破したのは2006年と2007年のみである。同社は今年初には2010年通年の新規就業機会を100万と予想していた。
ヘルスケア、不動産/建設、ホスピタリティー、情報技術(IT)/IT対応サービス(ITES)等の業界では予想以上の就業機会が創出された。地域別では、デリー及び首都圏(NCR)が2010年を通じ、全国最高の11万3897件の就業機会を創出した。
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