1995-12-23 ArtNo.4425
◆<馬>ソー氏、ランドマークス会長ポスト巡る訴訟に自信
【シンガポール】プロメット社の支配権を握ったソー・チーウェン氏らが次ぎの買収の標的としたランドマークスを巡る紛糾でマレーシア高裁は月曜、サムスディン・アブ・ハッサン氏が引き続き同社の会長を務めることを認める判断を示したが、プルリス州のアブドル・ハミド・パワンテ前首席大臣を新会長に押したソー氏らは、同判定を覆すことに自信を見せている。関係法廷審理は1月2日に再開される。
サムスディン氏は11月21日にソー氏を代表するイナー・ラディウス社が銀行保証を提出できなかったことを理由に、ソー氏によるランドマークスの持ち株6000万株の追加購入のオプションは無効になったと主張しているが、BT紙が入手した契約書のコピーからすれば同オプションは12月30日まで有効と言う。またサムスディン氏を代表するキドマス社は11月6日時点でランドマークスの6685万株を所有していると報告しているが、その一方でソー氏個人とイナー・ラディウスに合計7500万株のランドマークス株を追加購入するオプションを認めており、6685万株しかないものが、どうして7500万株の売り契約を結ぶことができるのかも疑問点と言う。(BT:12/22)
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