SEAnews 2010-11-30 ArtNo.44240

【チャンディガル】堅調な高級車販売の伸びを背景にパンジャブ州における今年初7ヶ月(2010/4-10)の付加価値税(VAT:value added tax)収入は6000クロー(US$13億)と、昨年同期の4500クロー(US$9.78億)に比べ33％増加した。
ファイナンシャル・エクスプレスが11月27日伝えたところによると、パンジャブ州のA Venu Prasad消費税および税務委員は、同紙に以上の消息を語った。パンジャブ州は高級車のホットな市場になっており、パンジャブ州民は、BMW、Skoda、Audi、Volvos、Mercedesのみならず、BentleyやRolls Royce Maybachを所有している。Jaguar、 Land Rover、Audi、BMW、Volvo、Mercedes等の高級車メーカーは、チャンディガルばかりか、パンジャブ州の工業ハブLudhianaにまで販売網を設け、市場の開拓に努めている。こうした中、パンジャブ州政府は今年通年の付加価値税収を1万クロー(US$21.74億)と見積もっている。
○日産、インドにエンジン工場検討
【バンガロール】Nissan Motor India Pvt Ltd(NMI)は25日、ディーゼル・エンジンを搭載したハッチバックMicraを来月発売すると発表するとともに、インド国内にエンジン製造工場を設ける可能性を明らかにした。
ヒンドゥー・ビジネスライン、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが11月26日報じたところによると、NMIの徳山公信代表取締役(MD/CEO)は以上の消息を語った。それによるとNMIは2012年までに9モデルをインド市場に投入する。
一方、日産本社はインドにおける自動車コンポーネントの調達を4倍に拡大することを計画している。2010年の調達額は1000万米ドルに達する見通しで、2012年末までに同額を4000万米ドルに拡大すると言う。
○Sisira、Euro III排ガス基準満たした豪華コーチ発売
【コチ】ケララ州拠点のバス・ボディー・メーカー、Sisira Automobilesは、Euro III排ガス基準を満たした豪華コーチ(長距離バス)を発売した。
ヒンドゥー・ビジネスラインが11月25日伝えたところによると、ケララ州Ernakulam県Kalady近郊Neeleswaramに設けられた工場で製造された49人乗りコーチは、メイン・エンジンに直結したエアコン、リバース・カメラ、GPRSナビゲーション、電子制御後部ミラー、高級皮革仕立ての内装、プッシュバック・シート、自動油圧ドア等の先端設備や機能を備えている。同社工場は独立システム運営業者(ISO:independent system operator)の認定を受けている。