【ニューデリー】環境省の専門審査委員会はマハラシュトラ州Jaitapurに、1万MW(メガワット)の発電能力を有する原子力パーク(nuclear park)を設ける計画を条件付きで承認した。
エコノミック・タイムズとファイナンシャル・エクスプレスが11月24日報じたところによると、原子力局(DAE:Department of Atomic Energy)がフランス企業Arevaと協力して開発する同パークには、各1650MWの核反応炉が最終的に6基が据え付けられ、年間1万MWの電力が生産される。
全国環境工学研究所(NEERI:National Environment Engineering Research Institute)が行った査察には放射能に関わる調査が含まれていないため、なお原子力監督局(AERB:Atomic Energy Regulatory Board)の承認を得る必要があり、その後でJairam Ramesh環境相が最終認可することになると言う。 ○IOC、Nalco、原発事業に26-49%出資
【ニューデリー】Indian Oil Corporation (IOC)とNational Aluminium Company Limited (Nalco)は、Nuclear Power Corporation of India Ltd (NPCIL)と共同で建設する原子力発電所に各26~49%出資するよう求められている。
エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネスラインが11月19/20/22日伝えたところによると、IOCは19日、同社はラジャスタン州Kotaに設けられる各700MW(メガワット)、合計1400MWの7基目と8基目の核反応炉に26%、約900クロー(US$1.96億)出資すると発表した。同プロジェクトは2016年までに完成する見通しだ。
一方、NALCOはグジャラート州Kakraparに据え付けられるやはり各700MWの3基目と4基目の核反応炉に出資する予定で、こちらは2015年の稼働が目指されている。