2010-11-23 ArtNo.44218
◆Nalco/JSW/JP Ind、US$22.7億アルミ事業に関心
【アーマダバード】National Aluminium Company (Nalco)、JSW Steel Ltd(JSL)、Jaiprakash Industries Ltd(JIL)はグジャラート州Kutch県に1万クロー(US$22.73億)を投じ、年産100万トンのアルミナ製錬施設と年産50万トンのアルミニウム製錬施設を設ける計画に関心を表明した。
エコノミック・タイムズが11月19日伝えたところによると、Kutch県Gadhsisaに潜在的年産能力100万トン、Jamnagar県Kalyanpurに同125万トンのボーキサイト鉱山を有するグジャラート鉱物開発公社(GMDC:Gujarat Mineral Development Corporation)は、このほど関係方面にこれらの資源を利用したアルミナ製錬およびアルミニウム製錬事業に関する入札意向書(EOI:Expression of Interest)の提出を求めた。その結果、これまでに上記3社がEOIを提出した。
最低投資額1500クロー(US$3.41億)のアルミニウム/アルミナ/発電/セメント/鉄鋼プロジェクトの何れかを手がけた経験を有するものが、上記プロジェクトに入札できる。EOI提出期限は当初2010年11月11日だったが、2010年11月22日まで延長された。入札審査に約2ヶ月、諸認可手続に約4ヶ月が見込まれ、プロジェクトが着手されるのはおよそ6ヶ月後になる。
現在Kalyanpur鉱山は6000万トン、Porbandar鉱山は2000万トンのプラント等級ボーキサイトを有し、耐火材や化学品の製造業界が同資源を利用している。非プラント等級のボーキサイトは輸出していると言う。
ビジネス・スタンダードが17日報じたところによると、Vedanta ResourcesはEOIを提出しておらず、グジャラート州にアルミナあるいはアルミニウム製錬施設を設ける考えはないようだ。
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