1995-12-23 ArtNo.4421
◆<星>工業不動産市場、第3四半期も堅調維持:JTC
【シンガポール】今年第3四半期の工業用地と工場の需要は製造業の楽観的見通しを反映して依然堅調に推移した。
ジュロン・タウン公社(JTC)が21日発表した第3四半期概観によると、フラット工場の需要は前年同期比5%、スタンダード工場は同5.1%それぞれ拡大した。工業用地の新規賃貸は40.5haと、石油化学コンプレックスの開発用地として91haが賃貸された昨年同期を大きく下回ったものの、依然健全なレベルと言える。しかし、第3四半期の工場用地返却は15haと、それ以前の各四半期をかなり上回った。フラット工場とスタンダード工場の入居率は各95%と98%でともに高く、供給不足傾向が生じた。既製工場の供給は前年同期比3.9%拡大、総面積は307万平米に達した。(ST,BT,LZ:12/22)
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