SEAnews 2010-11-19 ArtNo.44208

【ニューデリー】Bajaj Auto Ltd(BAL)のRahul Bajaj会長は14日、「インドでMaruti 800を下回るコストで乗用車(car)を生産するのは不可能」と語った。
ヒンドゥー・ビジネスラインが11月15日報じたところによると、この種のロー・コスト車の生産を採算ラインに乗せるには20万台前後を販売する必要があると言う。
Nissan?RenaultはBALと提携し2012年までに低価格小型乗用車の発売を目指している。Rahul会長の子息、BALのRajiv Bajaj重役(MD)は20％を下回るEBITDA(純益+利子+税+減価償却+減債基金償還)マージンでこの種の低コスト車を販売することに同意しないと言う。
○SkodaAuto、Marutiの支援下に小型車製造も
【ニューデリー】チェコの自動車メーカーSkodaAutoは、インド最大のカー・メーカー、Maruti Suzukiの支援下に小型乗用車(small car)を製造、2012年に市場に投入する可能性を検討している。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネスライン、ザ・ヒンドゥーが11月15／16日伝えたところによると、SkodaAuto IndiaのThomas Kuehl取締役は15日催されたスポーツ・ユーティリティー車Yeti発表会の席上、以上の消息を語った。Yetiのデリーにおける店頭価格は154万～166万3000ルピー(US$3.5万-3.78万)。SkodaAutoの親会社Volkswagenは昨年Maruti Suzukiの親会社スズキに19.9％出資している。
○JBM Auto、バス製造合弁協議
【ニューデリー】地場自動車部品メーカー、JBM Autoは2011年3月までにバスの製造を目指し、外国パートナーと合弁交渉を進めている。
ヒンドゥー・ビジネスラインが11月16日報じたところによると、JBM GroupのNishant Arya重役(ED)は同紙に以上の消息を語った。それによると、同社は欧州およびアジアの複数の企業と合弁交渉を進めており、今会計年度末までに交渉は妥結する見通しと言う。