2010-11-19 ArtNo.44206
◆Sesa Goa/Sterlite、オリッサ州に共同で製鉄所建設
【ブーバネスワル】Vedanta Resources傘下の鉄鉱山会社Sesa Goa Ltd(SGL)は、姉妹会社Sterlite Industries India Ltd(SIIL)と共同でオリッサ州に年産500万トンの製鉄所を建設する。
ファイナンシャル・エクスプレスが11月16日報じたところによると、オリッサ州政府鉄鋼鉱業部筋は以上の消息を語った。SIILは2004年10月15日にオリッサ州政府と、1万2502クロー(US$28.42億)を投じ、鉄鉱石産地Keonjhar県Palaspangaに年産500万トンの製鉄所を建設する覚書を交換した。SIILはSterlite Iron & Steel Companyを設立、同地の約50エーカーの土地を手に入れた。消息筋は、SGLの参画を得たことから、プロジェクト規模も年産1200万トンに拡張される可能性があると指摘した。
○Bhilai Steel、世界市場にレール輸出
【ビライ】チャッティースガル州Bhilai拠点のBhilai Steel Plant(BSP)は1960年10月27日に、Jawaharlal Nehru首相の立ち会いの下、鉄道用レールと構造用鋼の製造施設の操業を開始した。それ以来地球を9.4周するのに十分なレールを製造して来た。
ヒンドゥー・ビジネスラインが11月15日伝えたところによると、国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)傘下のBSPは、最長260メートルのレールを主にIndian Railways(IR)に納入している他、スリランカから受注した特殊レール6400トンの出荷を準備、世界市場の開拓に目を向けている。
○KIOCL/RINL、採鉱製鋼合弁会社設立
【チェンナイ】カルナタカ州Bangalore拠点のKIOCL Ltd(旧社名Kudremukh Iron Ore Company)とアンドラプラデシュ州Vizag拠点のRashtriya Ispat Nigam Ltd (RINL)は、カルナタカ州における鉱山開発と付加価値事業を進めるため合同作業チームを組織した。
ビジネス・スタンダードが11月13日報じたところによると、両社はそれぞれ取締役会と鉄鋼省の認可を取得している。KIOCLがペレット製造施設と高炉を設けているカルナタカ州Mangaloreに315クロー(US$7160万)を投じ年産10万トンのダクタイル管(DISP:ductile iron spun pipe)の製造工場を設ける計画と言う。
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