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2010-11-15 ArtNo.44199
◆食品インフレ12.3%、4週間連続鈍化
【ニューデリー】卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)を基準にした食品インフレは、10月30日までの1週間に12.3%を記録したが、前週の12.85%、昨年同期の12.59%を下回り、4週間連続鈍化した。昨年同期に比べジャガイモが53.28%、野菜が6.42%、豆類が3.45%値下がりした反面、ミルクは21.72%、果実は18.45%、タマネギは8.02%値上がりした。
デカン・ヘラルド、ヒンドゥー・ビジネスライン、ザ・ヒンドゥー、ファイナンシャル・エクスプレスが10月11/12日伝えたところによると、一次産品価格指数の年間ベースの上昇率は14.87%と、前週の15.43%をやはり下回った。しかし一次産品価格指数を前週と比較した場合0.3%上昇した。これは主に食品価格指数が前週に比べ0.4%上昇したため。果実/野菜/卵は各2%、淡水魚/鶏肉/緑豆(gram)は各1%値上がりした。しかしレンズ豆(masur)は3%、木豆(arhar)/ムング(moong:豆の一種)/ウラド(urad:豆の一種)は各2%、トウジンヒエ(bajra)は1%、それぞれ値下がりした。
非食品価格指数は前週に比べ0.1%ダウンした。これは主にグアル種子(guar seed)/生糸(raw silk)/ニガー種子(niger seed)/綿実(cotton seed)が各2%、ラッカセイ子実(groundnut seed)が1%、それぞれ値下がりしたため。しかし紅花(safflower)は12%、トウゴマ(castor seed)は3%、生ゴム(raw rubber)/コプラは各1%値上がりした。
燃料/電力価格指数は昨年同期比10.67%上昇したものの、上昇率は前週と変わらなかった。
Pranab Mukherjee蔵相は、「昨年同期の水準が既に高かったこともあり、食品インフレの鈍化傾向は今後も持続する」と見通した。
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