2010-11-15 ArtNo.44194
◆10月の自動車販売46%アップ、連続記録更新:SIAM
【ニューデリー】国民の購買力の向上に加え、祝祭日シーズン到来を前に多くの消費者が購入計画を前倒ししたこともあって今年10月の二輪/三輪/四輪車を含む自動車の国内総販売台数は146万655台と、昨年同月の100万953台に比べ45.9%増加、4ヶ月連続月間販売記録を塗り替えた。
ヒンドゥー・ビジネスラインとファイナンシャル・エクスプレスが11月11日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表を引用し報じたところによると、10月の自動車輸出台数も20万8786台と、昨年同月の16万10台に比べ30%増加した。
国内販売の内訳は、乗用車輌(Passenger Vehicle)が昨年同月の16万8043台から23万1957台に38%、内、乗用車(Passenger car)が同13万2615台から18万2992台に38%、商用車(Commercial Vehicle)が同4万3018台から5万835台に18%、内、軽商用車(Light commercial vehicle)が同2万3653台から2万9028台に22.73%、中大型商用車(medium and heavy commercial vehicle)が同1万9365台から2万1807台に12.61%、二輪車が同74万9965台から112万7827台に50%、内、モーターサイクルが同61万1828台から87万6810台に43.3%、三輪車が同3万9927台から5万36台に25%、それぞれ増加した。
SIAMのVishnu Mathur常務理事は、「見通しは極めて明るい。この分なら今会計年度を通じ18~20%の成長目標を超過達成できそうだ。しかし向こう5ヶ月のパフォーマンスが鍵になる」とコメントした。輸出に関しては欧州市場の売れ行きが鈍っているものの、アフリカや近隣諸国、例えばスリランカの需要は好調と言う。
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