【ニューデリー】印米両国首脳は8日、エネルギー、農業、工業、環境、気候変動、教育を含む幅広い領域における協力の促進を通じ、インドと米国の友好関係を一層強化することで合意した。
ヒンドゥー・ビジネスラインが11月9日報じたところによると、共同記者会見に臨んだくつろいだ雰囲気のオバマ大統領とにこやかなマンモハン・シン首相は、首脳会談が実り多いものだったことを窺わせた。
インドの立場からすれば軍民両用技術の輸出規制緩和が最大の得点と言えそうだ。インドは過去20年近く同要求を行って来た。取り分け下流部門の受ける恩恵ははかり知れない。インド宇宙研究機構(ISRO:Indian Space Research Organisation)と国防研究開発機構(DRDO:Defence Research and Development Organisation)は、輸出規制リストとから除外されることになった。
米国はまた、インドが原子力供給国グループ(NSG:Nuclear Suppliers Group)のメンバーになることに期待を抱かせた。