2010-11-05 ArtNo.44157
◆RIL、石化事業/シェールガス開発にUS$150億投資
【ムンバイ】Reliance Industries Ltd (RIL)は今後5年間に150億米ドルを投じ、石油化学ビジネスと米国におけるシェールガス(shale gas)の探査開発を進める。
ビジネス・スタンダードが11月1日伝えたところによると、RILのAlok Agarwal重役(CEO)は1日記者会見し、以上の計画を語った。それによると、米国におけるシェールガス資産買収にこれまでに9億4300万米ドルを投じたRILは、これらの鉱区の探査開発活動に今後さらに25億米ドルを追加投資すると言う。
○ONGC、東部海岸沖合ガス田開発にUS$100億投資
【ニューデリー】国営石油ガス探査会社Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)は東部海岸沖合で発見したガス田の開発に100億米ドル以上を投資する。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが11月2/3日報じたところによると、ONGCのD K Pande探査部長は『Petrotech-2010』会議の会場で以上の計画を語った。それによると、同社は東部海岸沖合のKrishna Godavari(KG)海盆で2014-15年までに日量2500万~3000万標準立方メートルのガス生産を目指す。Reliance IndustriesのKG-D6ブロックに隣接したKG-DWN-98/2鉱区では10のガス田が発見されており、このうち6つのガス鉱区において、2014-15年までに20-25mmscmd(million cubic meter of gas per day)のガスを生産することを目指す。この他、G-1とG-15鉱区では2011年から2mmscmdの天然ガスの生産が、S-1鉱区とVasistha深水鉱区では5mmscmdの生産が、それぞれ見込まれていると言う。
○BG Group、石油/ガス事業にUS$5億投資
【ニューデリー】英国のガス会社BG Group Plc(BGGP)は、インドの既存石油/ガス資産に向こう5年間に5億米ドルを投資する。
ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネスライン、ザ・ヒンドゥーが11月2日伝えたところによると、BGGPのWalter Simpsonインド事業担当社長兼MDは、2日催されたPetrotech-2010会議の会場で、以上の方針を明らかにした。それによると、同社は上流部門と下流部門双方の事業機会を探っており、新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)下の第9次石油/天然ガス鉱区入札(NELP-IX)に応札する可能性も検討している。同社はインド西海岸のPanna/Mukta鉱区とTapti鉱区の各30%の権益を保持し、これら鉱区の生産量を拡大することを計画している。
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