2010-10-27 ArtNo.44121
◆NTPC、マドヤプラデシュ州に3960MW火力発電所建設
【ニューデリー】国営火力発電会社National Thermal Power Corporation Ltd (NTPC)は2万クロー(US$45.46億)を投じ、マドヤプラデシュ州に3960MW(メガワット)の石炭火力発電所を建設する計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月26日報じたところによると、NTPCはボンベイ証券取引所(BSE)に以上の報告を行った。それによると、NTPCはマドヤプラデシュ州政府およびMP Power Trading Companyと関係覚書を交換、Chhatarpur県Barethi付近に6×660MWの発電所を建設すると言う。
一方、ヒンドゥー・ビジネスラインが25日伝えたところでは、NTPCはガス・バリュー・チェーン/送電ビジネス/水力発電事業等への進出を暫時見合わせ、中核 ホ力発電事業に力を集中する。NTPCのArup Roy Choudhury会長兼MDはこのほど以上の考えを語った。これは、来年初から発電プロジェクトが、統制価格制から電力料ベースの競争入札制にシフトするのに伴うものと言う。
○BGR Energy、US$4.9億発電補助機器契約獲得
【チェンナイ】EPC(Engineering, procurement and construction)契約請負業者BGR Energy Systemsは、アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のThermal Powertech Corporation of India Ltd(TPCIL)から2168クロー(US$4.93億)の発電補助機器(BOP:balance of plant)契約を獲得した。
エコノミック・タイムズが10月25日伝えたところによると、2×660MW(メガワット)の超臨界圧火力発電施設を建設する新規プロジェクトに関わるもので、大規模な石炭荷役施設の建設も含まれる。BGRにとって16番目のBOP契約と言う。
○GE、Reliance PowerにUS$7.5億タービン納入
【ニューデリー】米国のコングロマリットGeneral Electricは、Reliance Powerにガスおよびスチーム・タービンを納入する7億5000万米ドルの契約を獲得した。
エコノミック・タイムズが10月26日報じたところによると、アンドラプラデシュ州における2400MW(メガワット)発電所拡張計画にガス・タービン6基とスチーム・タービン3基を納入する。プラントは2012年上半期の稼働を予定している。
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