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2010-10-27 ArtNo.44117
◆インド、中国との国防交流再開準備
【東京】インドと中国は、インド陸軍幹部に対する中国当局のビザ発給問題を巡る紛糾で滞っていた両国国防部門のハイレベルな交流を再開する準備を整えている。
ザ・ヒンドゥーが10月25日、報じたところによると、Manmohan Singh首相と中国の温家宝首相のハノイにおける会談を数日後に控えたこの日消息筋は、「印中両国は軍事面の関係を断絶した訳ではない。国境会議や国境交渉は通常通り続けられている。ハイレベルの軍事会談は適切な方式が見いだされるまで停止されているが、両国は全面的軍事交流の再開を望んでいる。中国側はたびたびこうした意向を我々に伝えている」と当地で語った。
それによると、中国当局はジャム&カシミールに居住するインド人にビザを発給する際、パスポートに直接スタンプを押すのではなく、別の用紙をホッチクスで貼り付ける方式をとっているが、インド政府はこれを改めるよう中国側に求めている。
最近、S S Jaswal中将がハイレベルの軍事代表団を率いて訪中する際にも中国当局はこの種のビザをJaswal中将に発行した。インド政府としてはこうした方式を受け入れることはできないと言う。
○国境問題は印中首脳会談の対象外
中国は、インドに流入する河川にダムを建設することはないと、繰り返し表明しているが、インド側が入手した情報は、中国が少なくとも小規模なダムや堰を築いているとこを示している。また中国のメディアは複数の河川を集合する大規模なダムを建設する提案をたびたび掲載している。こうしたことは、将来一体何が起こるのかと言う疑念を生じさせる。
しかしこの種の問題は実務者レベルで話し合うべきもので、近く予定されるManmohan Singh首相と温家宝首相の会談の議題になることはない。国境問題は両国の特別代表の間で近く話し合われる。
○オンライン地図問題は過剰報道
中国のオンライン地図がアルナチャルプラデシュ州を中国の一部に含めている問題に関して同筋は、「(インド国内)メディアの自尊心欠如の現れ」と指摘した。
同筋は「誰もが、その種の地図を取り上げることに、失望している。何も新しいことはなく、誰かが、何らかの地図を作成したからと言って大げさに取り上げる必要はない。それは実際に地上に国境線を引くのとは別の問題である」とし、「インドは、パキスタンが支配するカシミール地方における中国の活動を、またジャム&カシミール問題全般に対する中国の姿勢を厳しく非難し、抗議している」と語った。
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