1995-12-22 ArtNo.4411
◆<馬>レノン、債券市場でM$10億調達
【クアラルンプル】建設業を中核とするコングロマリット、レノンBhdは傘下企業への出資金を賄うため転換社債、社債、ワラントの発行により10億Mドルを調達する。
コマース・インターナショナル・マーチャント・バンカーズBhdが20日発表したところによれば、これらの傘下企業とはクアラルンプルの軽便鉄道プロジェクトを手掛けるプロジェク・ウサハサマ・トランジット・リガン・オートマティクSdn Bhd、タイム・エンジニアリングBhd、プロリンク・デベロプメントSdn Bhdで、発行されるのは、名目価格最大4億7750万Mドル/期限5年/金利4%の無償還無担保転換社債(ICULS)と名目価格5億Mドル/期限5年の償還可能担保付き社債で、後者は最大2億9840万枚の分離可能ワラント付きで、最大3%の利子(半年ごとに算出)が付くが、最終的利率は私募に際して発表される。ワラントは既存レノン株8株、もしくは名目8Mドルの転換社債に対して1ワラントの比率で発行される。アンダー・ライターはCIMBセキュリティーズとアラブ・マレーシアン・マーチャント・バンクBhdが引き受ける。レノンはこれにより一般ローンより低コストの中期資金を調達できると言う。(NST,MBT,BT:12/21)
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