【ニューデリー】インド政府は、気候変動に対する国家行動計画(national action plan on climate change)の一環として、2022年までに30万クロー(US$681.9億)を投資する野心的な『ソーラ発電計画(solar power mission)』を推進する方針を決めたが、銀行界がソーラ・プロジェクトへの融資に消極的なことから、大きな壁に直面している。
ファイナンシャル・エクスプレスが10月19日伝えたところによると、インド政府が電力部門への融資の中核と見なす公共部門の銀行および金融機関筋は、「ソーラ・プロジェクトには商業的採算性を見いだすことができない」とし、この種のプロジェクトへの融資には慎重な姿勢を見せている。資金調達ができなければ、プログラムは脱線する他ない。このため政府は19日、金融機関およびソーラ発電開発業者の代表と会談、同問題を協議した。 ○BHEL、ソーラ発電施設受注
【ニューデリー】国営重電機会社Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)は、政府直轄地ラクシャドウィープ諸島の8カ所に1100KW(キロワット)のソーラ発電施設を建設する工事を35クロー(US$796万)で受注した。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月21日、BHELのステートメントを引用し報じたところによると、ラクシャドウィープ直轄地庁は、同社に太陽光発電(solar photovoltaic)施設を同諸島の都Kavarattiを含む8カ所に建設するよう求めた。 ○南西鉄道、風力発電所建設
【ニューデリー】南西鉄道会社(SWR:South Western Railway)はクリーン・エネルギー政策の一環として風力発電を導入する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月21日伝えたところによると、SWR電機部がCQuestCapital(CQC)と共催した『炭素クレジット』に関するセミナーの席上、SWRのKuldeep Chaturvedi重役(GM)は以上の計画を明らかにした。それによると、SWRは65クロー(US$1477万)を投じ10.5MW(メガワット)の風力発電施設を設ける。