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2010-10-20 ArtNo.44092
◆Rahul Gandhi次期政権発足時には引退:ムカジ蔵相
【ニューデリー】Pranab Mukherjee蔵相は、Rahul Gandhi氏が首相に就任する可能性を示唆するとともノ、その時には、最早内閣にとどまっていないだろうと語った。
デカン・ヘラルドが10月18日報じたところによると、雑誌『India Today』のインタビューに応じたムカジ蔵相は、「ラーフル・ガンディーは大衆の支持を得ることに長けた政治家で、将来首相になる大きな潜在性を備えている」、「彼の周囲に集まる群衆の数は目を見張らせる」、「彼がその血を引くネール・ガンディー一族は3人の首相を輩出した」と述べ、ラーフル・ガンディー氏が遠からず首相の座に就くことを示唆した。
昨年再選されたManmohan Singh首相に率いられる国民会議派を中心とする連立政権は「スロー・ディシジョン・メーキング」と評される中、若く、新鮮な政治家の起用に努めて来た。こうした中、40年前に政界入りし、1973年以来、国民会議派政権が誕生する度に閣僚を務めて来たインド政界の重鎮は、蔵相として、二桁成長の維持、インフレの抑制、貧困撲滅と言う困難な課題に取り組み、経済運営の陣頭指揮をとっている。シン内閣の閣僚の中でも、ムカジ氏は戦略的経済政策に関して最も鋭敏な判断力と宏遠なな知識を備えた単なる蔵相以上の政治家と目されている。
ガンディー新政権に加わる可能性を問われたムカジ氏は「自分はもう75だ。その時幾つになっているだろう。人には超えられない限界がある。どれほどこの地位とどまることができるか、既に長居しすぎた嫌いもある」と述べ、政界引退を示唆した。
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