1995-12-22 ArtNo.4408
◆ASTコンピューターズ、<馬>を東南アジア市場開拓の跳躍台に
【シンガポール】ASTコンピューターズはマレーシアを東南アジア市場開拓の跳躍台として重視している。
ASTのSam Ghebranious重役(シンガポール/マレーシア/インドネシア担当GM)によると、香港の情報技術(IT)市場が成熟期を迎える中で、東南アジアは急成長するアジア市場のプライム・エリアとなっている。同社は目下シンガポールに地域本部を設けているが、シンガポールの営業コストが高騰する中でマレーシアにおける活動を強化している。特に最近コンピューター機器に対する販売税が撤廃されたため、マレーシアは域内業務の拠点としての条件を高めている。同社は目下マレーシアに倉庫施設を設け、域内市場の需要に応じる可能性を検討している。現在マレーシアはASTの東南アジア営業額の30~35%を占めていると言う。(CT:12/21)
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