【ニューデリー】インド政府は16日、新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration and Licensing Policy)の下に、石油/ガス探査鉱区34ブロックの入札を募集した。NELP下の入札は今回で9度目。
ビジネス・スタンダード、ファイナンシャル・エクスプレス、エコノミック・タイムズが10月16日報じたところによると、前回は入札にかけられた70ブロック中34ブロックに応札するものがなく、落札されたブロックの半ばは国営Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)が獲得、極めて低調な結果に終わった。しかしMurli Deora石油天然ガス相は今回の入札では約140億米ドルの投資が期待できると強気な見通しを語った。
また第8次入札ではオファーされた7年間の所得税免除措置も今回はオファーされなかった。これは新直接税法(Direct Tax Code)の発効に伴い新税制が適応されるため。
新税制の下では、新たに投資に基づく減税優待が適応される。この種の奨励措置は石油探査のみならず、ガス探査にも適応されると言う。第9次入札の締め切りは2011年3月18日。