SEAnews 2010-10-18 ArtNo.44072

【ハイデラバード】需要供給のミスマッチからインド最大のカー・メーカー、Maruti Suzuki India Ltd(MSIL)の14モデル中10モデルの購入待ち時間が最長3ヶ月に及んでいる。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月15日伝えたところによると、生産スケジュールの調整や生産能力の拡張にもかかわらず、待ち時間はますます長引く様相を呈している。MSILのMayank Pareek重役によると、インド自動車産業の上半期の成長率は22％、同社のそれは28％に達した。このため、こうした状態はなおしばらく持続する見通しと言う。
○Tata Motors、グループ世界売上げ19％アップ
【ムンバイ】Tata Motors Ltd(TML)グループの今年9月の世界販売は昨年同月比19％増の8万6996台を記録した。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月16日報じたところによると、これには Jaguar Land RoverやTata Daewooの海外における販売、Fiatブランドのインド国内販売、Hispano Carroceraレーンジの商用車販売、そしてTML自身の乗用車／商用車の国内販売と輸出が含まれる。
ヒンドゥー・ビジネスラインが14日伝えたところではTMLは、最近発売したクロスオーバーTata Aria以外に、今後さらにいくつかの新モデルを加え、インド国内多用途車(utility vehicle)市場におけ驛Vェアを現在の13％から拡大することを目指している。
○Tata Auto、年商ＵＳ＄40億目指す
【プネ】Tata AutoComp Systemsは、向こう10年間に年商40億米ドルの達成を目指している。
ファイナンシャル・エクスプレスが10月14日報じたところでは、Tata AutoComp SystemsのR Gopalakrishnan会長はこのほど以上の抱負を語った。それによるとインド自動車工業はサンライズ産業であり、同社はこうした潮流に乗り、自動車部品産業の近代化に貢献して行くと言う。