SEAnews 2010-10-15 ArtNo.44065

【ニューデリー】Vodafone Essarは13日、第三世代(3G)移動体通信ネットワーク・インフラの据え付け管理を、Nokia Siemens Networks (NSN)とEricssonに委ねる方針を決めたと発表した。
ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネスライン、エコノミック・タイムズが10月14日伝えたところでは、Nokia Siemensは6電信サークル、Ericssonが残り3サークルの設備の納入と管理を引き受ける。3年間の契約額は明らかにされていないが5億米ドルにのぼる見通しだ。
○電信局、通信サークルの統合検討
【ニューデリー】電気通信局(DOT:Department of Telecom)は現在、全国に22存在する電信ライセンス・サークルを1つもしくは4サークルに統合する可能性を検討している。
ヒンドゥー・ビジネスラインとビジネス・スタンダードが10月14日報じたところによると、DOTの中核チームは同局の向こう数年間のプランを検討する一環としてライセンス問題を話し合った。より多くの通信量と契約者を管理するより高度な技術が開発される中で、ライセンシング料やローミング料を合理化する上からもサービス・エリアを統合する可能性が検討されていると言う。
○セル式電話契約者300万人の接続を切断
【ニューデリー】全国の300万人近いセル式電話契約者が、顧客情報の不完全もしくは未確認を理由に通信接続を断たれている。
エコノミック・タイムズが10月14日伝えたところによると、Bharti GroupのSunil Mittal会長を初めとするテレコム企業の代表は13日、内務省のG K Pillai次官と会談、政府が治安上の観点からセル式電話顧客の認証を行うことに協力を約束する一方、顧客が警察の捜査によるハラスメントを受けることがないよう要請した。
○通信相、印露テレコム機器製造合弁提案
【モスクワ】第三世代(3G)移動体通信やWiMax広帯域通信網が全国的に普及しつつある今、インドとロシアはテレコム・ハードウェアの製造領域で合弁を組むことができる。
デカン・ヘラルドが10月13日報じたところによると、A Raja電気通信情報技術相は5日間のモスクワ訪問を終えた13日記者会見し、以上の考えを明らかにした。それによると、同相はロシア訪問中シリコン・チップ・メーカー、Micron Companyを視察し、その高い技術に強い印象を受けたと言う。