2010-10-13 ArtNo.44048
◆第12次五カ年計画期間に10万MWの発電能力追加
【ムンバイ】インド政府は第12次五カ年計画期間(2012-2017)と第13次五カ年計画期間(2017-2022)に各10万MW(メガワット)の発電能力の追加を目指しており、第12次五カ年計画期間中に約6万5000MWが稼働する見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネスラインが10月9日報じたところによると、Sushil Kumar Shinde電力相は8日に催された『2010年インド原子力エネルギー・サミット(India Nuclear Energy Summit 2010)』の席上、以上の数字を明らかにした。第12次五カ年計画期間における超臨界圧発電技術の応用は火力発電プロジェクト全体の50%にとどまるが、第13次計画期間には100%に達する見通しだ。
水力発電に関してはこれまでに14万8000MWの潜在性が確認されている。環境問題が存在するものの、同相はその実現に自信を表明した。
インド政府はまた新電力政策(New Electricity Policy)の下、2012年末までに全ての家庭に電力を供給することを目指していると言う。
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