【ニューデリー】大正製薬は、Paras Pharmaceuticals Ltd(PPL)年間売上げの6倍に相当する価格を提示、PPL支配権益買収レースの先頭に立った。
エコノミック・タイムズが10月4日伝えたところによると、プライベート・エクイティー・ファンド(PEF)筋は以上の消息を語った。それによると、いわゆるタームシート契約の段階には至っていないが、競争相手がより以上の価格を提示しない限り、現状では大正製薬が買収する可能性が最も高い。
未公開会社PPLの合計70%の権益を保持するPEF2社、Actis AdvisorsとSequoia Capital India Advisorsがまとめて持ち分を売りに出した。プロモーターのGirish Patel氏とその一族が残りの30%の権益を握っている。Morgan StanleyがPEF2社の代理を務めている。大正製薬スポークスマンは「確かにインド市場進出に関心があるが、PEF2社の持ち分買収を提案した事実はない」と述べ、それ以上コメントを控えた。 ○ポーラ、Elder Health Careとライセンス契約
【チェンナイ】ザ・ヒンドゥーが10月5日報じたところでは、年商800クロー(US$1.78億)のElder groupの旗艦Elder Health Care Ltd(EHCL)は、ポーラ化成工業株式会社と、後者のスキンケア製品や化粧品をインド市場に紹介するライセンス契約を結んだ。 ○三井物産、Arch Pharmalabsの5%権益買収
【ムンバイ】三井物産は先週、医薬品原料の製造を手がけるArch Pharmalabs Ltd(APL)の5%権益を65クロー(US$1444万)で買収すると発表した。
ビジネス・スタンダードが10月4日伝えたところでは、三井物産と過去4年間にわたりビジネス関係を有するAPLは、これにより医薬品受託製造ビジネスを強化し、日本市場に足場を築くことができる。