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1995-12-22 ArtNo.4402
◆＜星＞１１月の国産非石油製品輸出２５．４％アップ
【シンガポール】電子製品輸出の好調に支えられ、11月の国産非石油製品輸出は実質25.4％の力強い伸びを記録した。
主要貿易相手国に対する国産非石油製品輸出はいずれもコンピューター部品、電子製品に対する季節的な需要拡大により牽引され、好調だった。国産非石油製品輸出の伸びは対米輸出の22.6％(総額S$27.35億)の伸びにより加速されたが、欧州(EU)向け輸出(S$20.37億)も予想外の38.4％の伸びを記録した。しかしこれにはオイル・リグ1基の引き渡しも貢献している。最も大幅な伸びを記録したのは今回も対日輸出(S$9.7億)で、72.9％の急増を見た。対日輸出は7、8月には50％以上、9、10月には60％以上の成長を見ていた。また10月には3.9％の落ち込みを見たマレーシア向け輸出(S$12.75億)も7.8％のプラス成長を回復した。貿易開発局(TDB)はマレーシア向け輸出の長期的動向はマレーシアへの製造拠点移転の速度如何にかかっているとしている。
10月には一時的に12.8％の伸びを回復していた石油製品輸出は、石油価格の低迷や競争過熱で4.8％の伸びにとどまった。再輸出の伸びは10月の18.2％から15.8％に鈍化した。輸入の伸びも前月の19.1％を下回る18.8％だった。この結果往復貿易は19.1％増の360億米ドルを記録した。
アナリストは国産非石油製品輸出の堅調な伸びから第4四半期の国内総生産(GDP)成長率が8％を超えるのはほぼ確実になったとしている。(ST,BT,LZ:12/21)
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