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2010-10-06 ArtNo.44014
◆全国光ファイバー・ケーブル網構築目指し次官級会議招集
【ニューデリー】KM Chandrasekhar内閣官房長官は、全国をカバーする光ファイバー・ケーブル・ネットワークを構築するために特別目的会社(SPV:special purpose vehicle)を設立する案を検討する関係省庁の次官級会議を招集した。
ファイナンシャル・エクスプレスが10月5日報じたところによると、電気通信局(DOT:department of telecommunications)は、総額2万クロー(US$44.44億)の同プロジェクトを、DOTの管理の圏外に置こうとするSam Pitroda首相顧問が提起した同提案に消極的姿勢を見せている。
インド政府は昨年、光ファイバー・ケーブル全国網と、ワイヤレス方式による最後の1マイルの接続を通じ、広帯域通信の普及を図る構想を打ち出した。当初同プロジェクトは、国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)がUSO(universal service obligation)ファンドを用いて実行するはずだった。しかしプロジェクトは遅延に遅延を重ね、進捗を見なかった。
新設することが提案されているプロジェクト推進母体のSPVにはBSNLの他、インド国有鉄道(IR:Indian Railways)、国営ガス供給会社Gas Authority of India Ltd(GAIL)、送電会社PowerGrid等の代表が加わる見通しだ。
今月2 W日に催される次官級会議には、DOTの他、情報技術局(DIT:department of information technology)や共同体管理局(panchayati raj)の代表も参加すると言う。
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