2010-10-04 ArtNo.44003
◆NALCO、オリッサ州で独立電力供給プロジェクト準備
【コルカタ】国営アルミニウム会社National Aluminium Company (Nalco)は、オリッサ州Jharsuguda県と同州Dhenkanal県Kamakhyanagarを、独立電力供給業者(IPP:independent power producer)プロジェクトを手がける候補地に選んだ。
ビジネス・スタンダードが10月2日伝えたところによると、NALCOのA K Srivastava会長兼MDは第29回年次総会の席上、以上の計画を明らかにした。それによると、NALCOは、Orissa Mining Corporation (OMC)やOrissa Power Generation Corporation (OPGC)のような公共部門企業と合弁でIPPプロジェクトを手がけることを検討している。OMCとOPGCが保持する石炭鉱区をベースにすれば各660MW(メガワット)の発電施設5基を設けることができる。少なくともIPP1社の発電能力は2016年までに1000MWに引き上げることを目指すと言う。
○Jindal India、再来年3月までにDerang発電所の操業開始
【ブーバネスワル】Jindal India Thermal Power Limited (JITPL)はオリッサ州Talcher近郊Derangに建設する1200MW(メガワット)の発電所の600MWの最初の発電機を2012年3月までに稼働させる計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月1日報じたところでは用地を囲むフェンスは既に完成、基礎工事も進捗している。ボイラー、タービン、発電機等の設備も到着、据え付け工事も間もなく開始されると言う。
○PowerGrid、US$16億変電所の請負条件再提示要求
【ニューデリー】国営送電会社PowerGrid Corporation of India Ltd(PGCIL)は見積もりコスト7000クロー(US$15.91億)の高圧直流変電所プロジェクトの一次選考を通過したBharat Heavy Electricals Ltd(BHEL)-ABBコンバインとSiemensに請負条件を改めてオファーするよう求めた。
ビジネス・スタンダードが9月28日伝えたところでは、アッサム州Biswanath Charialiとウッタルプラデシュ州Agraを結ぶ800Kvの送電線の敷設を含むプロジェクト全体のコストは約1万2000クロー(US$27.28億)と見積もられている。
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