2010-10-04 ArtNo.44002
◆アルミ製錬会社NALCO、第3次拡張計画実行準備
【バンガロール】国営アルミ製錬会社National Aluminium Company(NALCO)は国際的な値下がりに伴う2009-10年度利益の下降にもめげず、6000クロー(US$13.64億)の第3次拡張計画を準備するとともに、大型発電プロジェクトも手がける計画だ。
デカン・ヘラルドが10月1日報じたところによると、NALCOのA K Srivastava会長はこのほど記者会見し、以上の方針を明らかにした。それによると、第3次拡張計画の下、アルミナの年産能力は290万トンに、アルミニウムのそれは57万トンに、それぞれ拡張され、1700MW(メガワット)の発電施設も増設される。
○インドネシア炭坑4社がNALCOのアルミ/発電事業に関心
【ブーバネスワル】国営National Aluminium Company(NALCO)が40億米ドルを投じインドネシアにアルミニウム製錬/発電複合施設を設ける計画に、インドネシアの炭鉱会社4社が関心を表明している。
ビジネス・スタンダードとファイナンシャル・エクスプレスが10月2日伝えたところによると、これら4社とは、①MEC Middle East/②Bumi Resources/③Energy Indonesia/④Pram Dwi Jayaで、NALCOに入札意向書(EOI:Expression of Interest)を提出した。NALCOのBL Bagra財務担当重役によると、技術審査後、予備選考を通過したものに商業入札(commercial bid)を求め、最終パートナーを決めると言う。
○87鉱山、許可限度を超える鉱石を採取
【ブーバネスワル】オリッサ州で操業する264鉱山の内87鉱山が、過去10年間にわたりインド鉱山局(IBM:Indian Bureau of Mines)が許可した鉱業プラン(Mining Plan)の限度を超える鉱石を採取して来た。
ビジネス・スタンダードが10月2日報じたところによると、オリッサ州政府鉱山総監を長とする6人のメンバーから成る専門委員会が、このほど州政府に提出した報告書は以上のように指摘している。
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