1995-12-21 ArtNo.4399
◆<馬>サムスディン氏、高裁通じランドマークス会長の座奪還
【クアラルンプル】ランドマークスBhdの支配権を巡る紛争でマレーシア高裁は19日、サムスディン・アブ・ハッサン氏と弟のモハメッド・イドゥルス・ハッサン氏が依然として同社の会長及び取締役であることを確認した。
サムスディン氏が支配権益を握るキドゥマス・キャピタルSdn Bhdは先月13日、ランドマークスの3314万株をプロメットのソー・チーウェン重役(MD)に率いられるグループに売却するとともに、サムスディン氏が握る残りのランドマークス権益(7500万株)を買い取るオプションも認めたと発表した、ランドマークスもこの日ソー氏側近の2人を含む4人を新取締役に任命した。また今月13日にはランドマークスがクアラルンプル証取(KLSE)に対してサムスディン氏に代わりプルリス州のアブドゥル・パワンテ前首席大臣が新会長に就任、イドゥルス氏を含む3人の取締役が辞任したと報告していた。しかし19日に記者会見したサムスディン氏は、依然としてランドマークスの7500万株を所有する同氏が、同社の最大株主であり、会長で有ると宣言した。サムスディン氏は更に同氏が南アフリカに出張中に同氏の会長ポストの異動を発表したソー氏らに残りのランドマークス持ち株を売却しない方針を明らかにした。高裁は来年1月2日に同案件を継続審理すると言う。(NST,MBT,STAR,BT:12/20)
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