2010-09-24 ArtNo.43965
◆インド、ボーイングとUS$58億軍用輸送機購入交渉
【ニューデリー】インドは11月のオバマ大統領の訪印前に、米国から58億米ドルの軍用輸送機購入を計画、印米二国間の過去最大の国防取引になる見通しだ。
ファイナンシャル・エクスプレスが9月23日報じたところによると、インドはボーイング社製軍用大型長距離輸送機C-17 Globemaster III10機の購入を検討しており、58億米ドルの取引価格にはサポート・サービスと部品の供給が含まれる。両国政府はオバマ大統領の訪印期間に関係発表を行うものと見られる。
インドはこの他、向こう5年間に500億米ドル以上を投じ、大部分ソビエト連邦時代に導入した国防機器の近代化を図る計画で、目下、ジェット戦闘機126機の購入交渉も進めている。ボーイング社製F/A-18 Super Hornet、ロッキード・マーチン社製F-16、フランスのDassault Rafale、ロシア製MiG-35、スウェーデン製Saab JAS-39 Gripen、欧州コンソーシアムのEurofighter Typhoonが、対象機種として検討されていると言う。
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